二次相続対策とは、最初の相続(一次相続)の後、残された配偶者が亡くなった際に発生する「次の相続」まで見据えて備えることです。一次相続の段階から二次相続を考慮しておくことで、将来の相続税負担を抑えやすくなります。
和歌山市では65歳以上の人口が109,954人(31.4%)(※1)に達しており、高齢者人口は今後も高い水準で推移すると見込まれています。二次相続が身近な課題となるご家庭も少なくないため、和歌山相続税・贈与税相談プラザでは早めの対策をおすすめしています。
※1 出典(和歌山県『高齢化の状況』(2026年公表)
二次相続対策
主な二次相続対策の方法
生前に一定の資産を子どもや孫へ贈与し、将来の相続財産を減らすことで、相続税負担の軽減につながることがあります。
一方で、贈与には贈与税がかかる場合があるため、年間110万円の基礎控除などを踏まえ、計画的に進めることが大切です。
家族信託を活用し、資産の管理や承継を信頼できる家族に託しておくことで、将来の財産管理を円滑にし、相続時の混乱を防ぎやすくなります。
高齢期の資産管理や二次相続を見据えた準備の一つとして検討できます。
相続税申告では、「小規模宅地等の特例」によって、一定の要件を満たす宅地の評価額を大きく減額できる場合があります。
ただし、一次相続と二次相続のどちらで活用するかによって結果が変わることもあるため、長期的な視点で検討することが重要です。
(例:都心に自宅を建築し同居することで、一次相続時の相続税を大幅に軽減できたケースもあります)
生命保険金には、一定の要件を満たす場合、「500万円 × 法定相続人の数」の非課税枠があります。
生命保険は、納税資金の確保だけでなく、遺族の生活保障や財産の分け方を考えるうえでも活用できます。
遺言書を作成しておくことで、財産分割をめぐる争いを防ぎやすくなり、相続手続きも進めやすくなります。不動産の売却や納税方法を円滑に判断するためにも、早めの準備が有効です。
相続発生前と発生後の対応
1. 生前対策
現在の財産状況をもとに相続税のシミュレーションを行い、配偶者の財産も含めて二次相続まで考慮した遺産分割案を検討します。
2. 相続発生後の対策
相続税申告を行う前に、二次相続まで見据えた分割方法を検討します。税負担を抑えることを重視するのか、相続人間の公平性を優先するのかなど、複数の視点から適切な分割方法を考えます。
二次相続対策は、一次相続だけでなく将来の相続まで考える必要があり、税法や民法に関する専門的な知識が求められます。
その時点の税制やご家族の状況を踏まえ、計画的に進めることが重要です。
将来のご家族の負担を軽減するためにも、和歌山相続税・贈与税相談プラザへご相談ください。


















